シン・ウルトラマンのみのうぐんのネタバレレビュー・内容・結末

時代劇のような勧善懲悪モノで、世界観設定の整合性にやたらとこだわる空想科学読本みたいなシナリオ運びが個人的に好みではないけれど、勧善懲悪が土台となっているから分かりやすいお話に仕上がっていると思う。

加えて、そこそこの娯楽要素があるから時代劇のように退屈な展開にはならないんだけど、そこが中途半端だなと思う。
娯楽に徹するならこじつけのような設定の辻褄合わせをする必要はなく、ただの数多くの怪獣たちを出して戦闘シーンを増やせば良いだけ。ウルトラマンVS偽ウルトラマンでは、どちらも人型なのでアクションのバリエーションが無い。

そこそこ面白かったけど、『ウルトラマン』を題材にある程度の予算をかけてるんだからそれも当然で、そもそもこの条件でつまらなくする方が難しいと思う。