ヨミ

シン・ウルトラマンのヨミのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

おしり!!!!!!!!(なんなんだ???)


庵野がやらんとこんなになるのか。
脚本をやった庵野にも問題があるとは思いますが……。
ウルトラマンが自己犠牲的すぎてエゴイズムにまで到達する「ヤバさ」をに光を当てようとしているのかもしれないが、まあそれはエミヤ関連で奈須きのこがやっておるからな……。特撮なのかVFXなのかよくわからないし(好きじゃない質感だなあと思ったら白組でしたね)。
オタクは褒めててプロは「ちょっと……」という感じだったのであまり期待はしていなかったのだけれど、まあ米津玄師の局が映画館で聴けて良かったですというところ。
『シン・ゴジラ』で達成された水準にまで達していないが、作風だけなぞって「スタジオ・カラー作品(=庵野秀明作品)」のように仕立て上げたとい印象。『竜の歯医者』冒頭があまりに『エヴァQ』すぎたときにも思ったが後進が育ってなさすぎでは??? 駿の轍を踏んではいまいか。
あとどっかの声が聴いたことあるけど思い出せね〜と思っていたら高橋一生でしたね。言われてみればというところ。
んでキュゥべえのマグカップ出てみたりと、一体リアリティラインをどこに置きたいんだ????
サプライズ的に出た某氏もそうだが、なんかそこで喜ばせようとしなくていいす……という。パーツとしてはいいところ(ラストの白黒空間とか)があっても相対として機能していない。
あと神永が「人類を理解する」目的で読むのが『野生の思考』なの、それでいいのか!?!?となってしまう。まあドゥルーズとか読まれても困るか……。
『ウルトラマン』が好きなひとはいいかもしれないけど、今日の「シン」シリーズとして行くと拍子抜けしそう。
「もし庵野がウルトラマンを撮ったら〜」以上でないという評を見てしまったのでそれに引っ張られているとは思うけども、ね。
庵野お得意のへんてこアングルも、好きなのだけどちょっとやりすぎじゃない?というところだし、そのうちどれだけ庵野が撮ったかは不明。
オタク・ムービーとしては上手くできてたりすんのかな。
ヨミ

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