Mark0726

シン・ウルトラマンのMark0726のネタバレレビュー・内容・結末

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

キャッチフレーズの「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」という台詞に集約されてる
濃い2時間だった

子供の頃ウルトラマンごっこしてた位には好きだった身としては存分に楽しめました。
特にラストのゼットンのデザイン
原作の1兆度の炎吐こうとしたら太陽系を蒸発させる巨大戦艦になりましたって発想が好き
もしや懐かしき空想科学読本のオマージュ?

人間らしくない振る舞い故に善の化身っぽいウルトラマンと、人間らしく振る舞うゆえに邪悪に見えるメフィラスの2人の演技がとても良かった

所々演出に違和感を覚えるところがあって、特にラストは駆け足気味で、最後の「おかえり」からのエンディングソングの導入のタイミングが早すぎるように感じてそのあたりは惜しいなぁと
でもかなり楽しめました。

M87を聴くと、
かつてウルトラマンに憧れた少年が、暗い旧エヴァを創るに至って、今改めてシン・ウルトラマンを描く庵野の姿と重なるようでエモい
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