昔、ウルトラマン人形を死ぬほどもってた男子たち。
彼らがなんであんなに夢中だったのか、やっとわかった気がする。
ウルトラマンはカッコいい。
ウルトラマンは闘ってる。あくまで人間くさく。
敵の異星人と。自分の限界と。支配する大きな力と。そして今作では「神・ウルトラマン」にすがろうする人間の弱さとも。
特撮の戦闘シーンだけじゃない、その姿がカッコいいのだ。
ウルトラマンはサイエンスファンタジー。知ってる世界の向こう側にある世界。宇宙社会。本当にあるのかもしれない、と想像してしまう。ワクワクする。そもそも図り知れない広さの宇宙で、生命体が地球人だけなわけはない、と学者の誰かも言ってたし。
いつかウルトラマンに来てほしいな。もしも目の前にあらわれたら。やっぱり、
「きれい…」と言ってしまうだろうなぁ。
