このレビューはネタバレを含みます
カメラワークとか、話の進行とかがめっちゃエヴァ感ある
実写だとあまり見ないカットが多い
パソコンと人の隙間から見える人が話している構図とか、隣の人の太ももあたりから向こう側の人を写すのとか
最初の新しく来た女性の顔を引っ張って引っ張って見せるところとか
音楽の使い方とか
アニメチックなのに、不思議とマッチしているのは特撮だから？
私の周りは「もっと考えずに見れるものだと思ってた」みたいな人が多かったけど、そう監修が庵野さんだし、しかもウルトラマンなんだから、思いっきり色々考えると思って見に行った
正解だった
難しいことは分からないけどとにかく出てくるかいじゅうとかに滾る
「人間を生かすべきか？」みたいなところで私は、色んな理由を並べても結局はウルトラマン自身が人間を好きである、という事が大きな部分をしめているのがウルトラマンだなって思った（めっちゃ個人的な意見だけど）
ウルトラマンがCGになったからか、ものすごく人間から離れた存在として認識しているように感じた。
わざとあの動きなんだと思うけど、今まではあくまでもウルトラマンにも人間臭さが漂っていたと思っていたけど、この映画の中では地球外の生命なんだって感じがした
そこがウルトラマンの孤独というか、そういうのを感じるところなんだと思う
でも孤独で終わらなくて
あんっっっなに別行動してたのに、みんなから慕われる
そして神永自身？ウルトラマン自身？も仲間だと思っているところがグッとくる
最初の方で「私たちは仲間だ」という要になりそうなセリフをサラッとちょっとディスって神永に伝えてるのも、それが後になって彼の中の拠り所になっているのも好き
ゼットンでか！！
私の知ってるゼットンは二足歩行でよちよち歩いてたきがする…めっちゃ機械じゃん…笑
ゾフィーだ！って思って調べたらゾーフィだそうだ
でもなんか…最終回の感じと同じだったから、元はゾフィー？なのかな？？
神永がウルトラマンってバレるのがめっちゃ早い
いや…まぁ、映画の時間ならそんなもんかなって感じだけど、めっちゃ早い
すごい早い
「ウルトラマン」という未知の存在に対する描写はめちゃくちゃリアルだと思う
動画が拡散されたり、国がどうにかしようとしたり
人の愚かなところがこれでもか！って描かれるけど、そこもひっくるめてウルトラマンが人間を愛しているとしたら、どれだけ深い愛なんだろう…
