らいうぱ

シン・ウルトラマンのらいうぱのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.7
遅ればせながら観てきました。
全体的に本家リスペクトを感じるし、音楽や演出のオマージュも良く表現されていました。

バトルシーンはシンプルでかっこいいですが、心躍るようなワクワク感はあまりなかったです。
むしろバトルシーンよりもドラマパートの方が魅力的でした。

ウルトラマンの正体のバレ方や外星人の政治介入、メフィラス星人のあたりをみると現代風に上手くリブートされていました。

自分の知るウルトラマンが庵野秀明色になっていたし、特にゼットンの姿から庵野節を存分に感じました。

ゼットンがラスボスなのに随分あっさりしてたなぁと思ったのですが、本家の第39話『さらばウルトラマン』でもゼットンは科学力であっさり倒されていたので自分としては納得出来ました。
今作のゼットン戦では科学力のところを深堀し描写していて、微力ながら人間の力強さを感じる演出でした。

総括して人類の科学について深く考えさせられる作品でした。
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