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1917 命をかけた伝令のudaskywalkerのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.8
「敵射撃手が狙っている、日中はかがめ」
最前線を思わせる看板が目につく。

鉄条網を抜けると別世界。
人や馬の死体
泥と水溜りと焼け焦げた木々。

敵がいた痕跡はあるが実体は見えない
見えない敵が近くにいる恐怖がある。
(これはダンケルクに似た恐怖)

メダルとワインの物々交換は
主人公の性格をとても表していた。

銃声が鳴り響いていたと思うと
今度は川の水の音や森の音が聞こえる。

これは1世紀前の話。
電話やメール一本で済む時代ではない
誰かに何かを伝えることの重みがある。
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