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1917 命をかけた伝令のgoalieのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.4
1時間50分の戦争映画で、徹底的なワンカット。ほぼローアングルのこだわりようで、カメラ位置が主人公に近いから、演者の表情が分かりやすく、ついつい感情移入してしまう。
狭い塹壕内や暗い地下、赤ちゃんの登場シーン、滝壺に落ちる際のカメラの俯瞰…。撮影位置や効果が計算し尽くされていて凄すぎるの一言。圧巻。アカデミー賞の撮影、録音、視覚効果部門で受賞したのもうなづける。
故郷を捨てようとした男と、戦争の後方に退こうとした男の結末の違いも余韻に浸れる。
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