現実逃避

1917 命をかけた伝令の現実逃避のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.0
戦争映画に何を求めるか。

すごい好評だったので期待してた。まずほぼノーカットで息つく間がなくて緊張が続く2時間。そこがすごかった。ゲームみたいだった。疲れた。 

ついこの間Netflixの「西部戦線異常なし」を観て衝撃を受けてそしてこの映画を観てるとついつい比べてしまい、軽いなあと思った。
衣装や泥のつき方、俳優の表情など物足りない。舞台は同じ第一次世界大戦のフランス。まずドイツ側とイギリス側で違うし映画の目的や内容が違うから仕方がないけど本当に過酷だったと知られている塹壕戦の様子はあまりないし、なんかアメリカが作った映画っぽいというか…。勝った側が戦争に"英雄"を求めている感じ。音楽も感動的すぎる。それが良さでもあるし映像としてかっこいいけどこの内容で2時間は要らなかった気がする。
第一次世界大戦の映画に興味を持った方は是非「西部戦線異常なし」を観てほしいです。
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