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1917 命をかけた伝令のvenom9のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.1
サム・メンデス監督が祖父のアルフレッド・H・メンデス(第一次世界大戦時、キングス・ロイアル・ライフル第一大隊の上等兵だった)から耳にした体験談に着想を得て本作が誕生しています。
ふたりの英国軍下士官のある1日を編集技術でワンカットの映像風に仕立てています。戦争映画なので過酷、悲惨であることはもちろんなのですが、ワンカット風に仕上げているためかやや軽い味付けに感じます。伴い、エンタメ性が向上しているように思えます。
サム・メンデス監督が祖父のアルフレッド・H・メンデス(第一次世界大戦時、キングス・ロイアル・ライフル第一大隊の上等兵だった)から耳にした体験談に着想を得て本作が誕生しています。ふたりの英国軍下士官のある1日を編集技術でワンカットの映像風に仕立てています。戦争映画なので過酷、悲惨であることはもちろんなのですが、ワンカット風に仕上げているためかやや軽い味付けに感じます。ともない、エンタメ性が向上しているように思えます。
助演がかなり豪華ですね。マーク・ストロング、リチャード・マッデン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファースなどなど。彼らからすると当たり前なのでしょうが、英国軍の話だけに英国系の俳優ばかりです。こういうとこ好きです。
軍の体質や軍事行動の考証に関し批判の声もあるようですが、過去の出来事を知らしめること、物語として面白くするため幾分事実と異なる表現をとることは、ケースバイケースですが容認されても良いと思います。
面白くて、ためになりました。
(2020年10月 PrimeVideoで鑑賞)
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