たこす丼

1917 命をかけた伝令のたこす丼のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.0
2020/2/23 TOHOシネマズ新宿 IMAXレーザー

ダンケルク、ハクソー・リッジと近年の戦争映画の臨場感は凄まじいと思っていますが、そちらに圧倒されすぎてストーリーが自分の中に残らないという認識がありました。1917はその意味でミッションが明確なので自然と残るものがあった。ワンカット風編集も集中力を途切れさせないし、背後で何かが起きるという(一人称視点で生きている我々にとって)当然の事実の再現として有効に機能していたと思う。嘘がないのは素晴らしいことだけど、主人公は何を抱えていたのだろう、この人はそもそも何なんだろうというところがあまり表されなかったように思うのが少しだけ。
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