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1917 命をかけた伝令のNTKのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
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画面に集中しすぎて長回しな事が頭から忘れ去られてた、というかあまりに自然すぎてもう一度長回しという事を頭にしっかり叩き込み意識して観たいな…
広場の奥で赤々と火が燃え、手前が影になって映るカットがすっごい綺麗、建物内でドイツ兵と対峙した後、日が暮れて、遠方で立ち上る炎のオレンジ色と照明弾(?)で当たりが照らされ暗闇の中から建物の残骸が浮かび上がるシーンがあまりにあまりに綺麗で、光の当たり方によっては神殿みたいな…神聖さすら立ち昇ってくるようなあのシーンが目に焼き付いてどうしても離れない…
他にもドイツ軍撤退後の無人地帯を下に降りて進んでる時に上の方に生える1本の木があの2人と同じ画面に入るシーン、人の居ない果樹園、川のシーン、林の中のシーン、などどこを切り取っても一つ一つが美しすぎるし絵になるのがすごい、撮影監督ロジャーディーキンスだしそうか…

「伝令」が途中で「絶対」に生き抜いて届けなければいけないものになるアツさもいいし、予告編で使われてた飛行機の墜落シーンと塹壕からの一斉攻撃のシーンがストーリー上重要も大重要なシーンだったね・・・なるべく大きな画面で見て欲しい作品でした!!!!!
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