平成生まれの私にはリアルな戦争は分からないけど、この映画がリアルに作られているのなら、戦争という不毛な戦いは繰り返したくないなぁと思った。
ワンカット撮影なので主人公への没入感がすごい。映画を観ながら主人公に共鳴し、私も必死に走っていた。
そして、主人公と共に必死に走ったので「明日には出撃命令が来るだろう（うろ覚え）」と言われたときの失望感と不毛な戦いへの呆れが半端じゃなかった。
これが戦争か…と思った。
伝令を伝えたとき、私が感じたのは達成感ではなかった。圧倒的な失望だった。
余談
エンドロールのフォントが可愛かったなぁ
終盤のシーンで思ったこと
真新しい堀の中を走る主人公がスクリーンいっぱいに映し出されたとき、その真っ白な情景が白昼夢のようだと感じた。
何も考えられない頭が真っ白になって、とにかく前に進む様子と必死さが伝わってきて良かった。
