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がんばれ!チョルスのkazu1961のレビュー・感想・評価

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)
4.4
▪️JP Title :「がんばれ!チョルス」
Original:「Cheer Up, Mr. Lee」
▪️First Release Year : 2019
▪️JP Release Date : 2020/06/12
▪️Production Country : 韓国
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-563
🕰Running Time : 111分
▪️Director : イ・ゲビョク
▪️Writer : キム・ヒジン、チャン・ユンミ
▪️Music D : ※※※
▪️Cast. : チャ・スンウォン、オム・チェヨン、パク・ヘジュン、キム・ヘオク
▪️My Review
この作品、あかんわ!!もうボロボロ。。。
最初は関西人の私にはレベル低いやんか、このベタな人情コメディ!と思わせて。。。後半はうってかわっての号泣ヒューマンドラマへ。もう涙が止まりませんでした!!そら、思い過去によって知的障害者になった父親と白血病の娘の父娘の物語ですもんね。

最初は主人公チョルスのキャラクターについていけないかもと思わせながら、後半で明かされる衝撃の事実によって、それまでのチョルスに対する印象が180度逆転し、いかにこの男が愛すべき素晴らしい人物か、思い知らされることになる展開は見事です。
娘セッピョルの白血病や長年離れていた父娘の和解などの安易な感動に頼ることなく、突然の悲劇によって人生を狂わされてしまった人々が、長い年月を経て過去の事件と向き合い悲劇を乗り越えるという、重い現実を描いた人間ドラマへと変貌を遂げる展開は、実にグッときました。
そして結局、父と娘の絆に号泣させられます。
なぜ、チョルスは娘と離れて暮らしていたのか、そしてセッピョルの母親の存在は? 多くの謎の答えが終盤に明らかになります。その予想外の展開に一気に引きずり込まれます。

予測不可能な物語の主演を務めたのは『毒戦 BELIEVER』「華政(ファジョン)」など映画・ドラマはもちろん、バラエティ番組まで幅広く活躍するマルチ俳優チャ・スンウォン。イ・ゲビョク監督の下、これまでの二枚目のイメージを捨てた強烈なビジュアルの名演を披露しています。共演には天才子役オム・チェヨン、『毒戦 BELIEVER』のパク・ヘジュン、そしてベテラン女優キム・ヘオクら新旧の名優たちが顔を揃えました。噛み合わないまま行動を共にすることとなった父と娘の行方は?そして明かされるチョルスの知られざる過去とは?笑いと感動を誘う素晴らしい作品が、また韓国から生まれました。

物語は。。。
チョルス(チャ・スンウォン)は通行人が思わず足を止めてしまうほどの容姿と鍛え上げられた肉体を持ち合わせながら、頭脳は幼いまま。それでも彼は街の人たちから愛されていました。ある日、チョルスは病院で、大人びた少女セッピョルと出会います。彼女は入院しており、難病と戦っていたのですが、そこで祖母から「チョルスがあなたの父親よ」と衝撃的な告白をされます。初めて出会ったはずなのに俺の娘だと!。。。チョルスは予想もしなかった展開に目を白黒させます。果たしてチョルスの隠された過去とは?。。。

そして、まさかのイ・スンヨプ登場ですね!!

▪️Overview
壮健な大人だが中身は子どもの主人公と、病気を抱えて幼いが大人びた少女という凸凹の2人が織りなす日々を描いた韓国製コメディ。道行く人が思わず足を止めてしまうほどの容姿と鍛え上げられた肉体を持つが、頭の中は幼いままのチョルスは、町の人気者。そんな彼がある日、病院で大人びた少女セッピョルと出会う。難病を抱え闘病生活を送っていたセッピョルは、祖母から、自分の父親がチョルスであるという驚くべき事実を知らされる。一方のチョルスも初めて会った少女が娘と知り、驚きを隠せない。何もかもが正反対で全くかみ合わない2人は、父娘として行動を共にすることになるが……。「毒戦 BELIEVER」「ハイヒールの男」のチャ・スンウォンが主人公チョルスを演じた。監督は「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク版「LUCK-KEY ラッキー」を手がけたイ・ゲビョク。(引用:映画. com)
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