このレビューはネタバレを含みます
ぶっちゃけ、怖い映画ではありません。にたアプローチとしては「リング」になるのでしょうか。
ミジョン(ソ・イェジ)はホラー映画の脚本に行き詰まって、伝説になっているホラー映画「暗転」を追うことに。死んだ女優霊が、朽ちた映画館に住み着き、映画撮影に訪たクルーを殺害する。
「暗転」は映画館内で起こった凄惨な場面を撮りつなぎ合わせたものだった。掲示板の書き込みを見て「暗転」の監督を名乗る男とミジョンは会い、彼の自宅から映画が収録されているHDDを持ち出す。
その頃からミジョンの自宅ではおかしな出来事が起こり始めた。
——その怖い映画をいつ見せてくれるのかと心待ちしながら観ていましたが。60分過ぎた辺りで、結局ミジョンも眼前で起こった惨劇を収録し「暗転」同様の起こったことを記録していく映画になるであろうことが判明してゆく。
死んだ女優霊がちょいグロなだけで、期待していたようなホラー作品ではなくて残念でしたが、自宅に異変が起こるあたりは期待させる「怖さ未満」な描写があります。