若くして亡くなった伝説の悪童ビリーザキッドを題材にした西部劇。

主演はオーディマーフィ。
小柄ながら堂々と淡々とした感じがクールでなかなかカッコ良い。変に熱演せず妙な落ち着きがある小生意気な感じも若いビリー役にあっているように👍。

アルバートデッカー中心にこずるいおっさんたち。デッカーの若い嫁ゲイルストーム（化粧？撮られ方？が悪いのかマーフィの方が美しいと言う😅。）も明らかにキッドに惹かれているのがわかる。

二つの派閥に分かれていた街に、テキサスから男がやってくる。ビリーは片方の派閥のリーダーに世話になるが彼が殺され、、、。

終わり方も、、、しゃーないよなー、自業自得な部分もあるし。

なかなか楽しかった！

　オーディ・マーフィがはじめて西部劇に主演した作品らしい。若きオーディはすらっとしており、黒を基調とした衣装が決まっている。のちの作品でもほぼ同じスタイリングで出演していたはずだ。
　オーディ演じる牧童が「ビリー・ザ・キッド」と呼ばれるようになり、やがて死ぬまでの物語。これを、ナレーションも挟むとはいえ75分でキビキビ描いていて良い。役者もアルバート・デッカーなど素晴らしいのだが、やはりこの映画、オーディ・マーフィの存在感あってこその作品だろう。童顔、無表情、そして抜群の身のこなし、その不釣り合いな取り合わせがビリー・ザ・キッドというキャラクターのあやうさに相応しいように思う。