いよら

ユ・ヨルの音楽アルバムのいよらのレビュー・感想・評価

ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)
3.7
あけましておめでとうございます。
新年初めの作品は、韓国映画からでした。

男女のすれ違いを描く作品です。
1994での出会いから、いろんなすれ違いを経て…という話。

切ない、というより、その時の友達関係とか時代とか仕事とか、過去とか、いろんなものに振り回されているんだなぁという感じ。
何年もの隔たりがあっても互いにとって忘れられない出会いであり、存在でもあるんだろうなと思います。そんな出会いっていいですね。

時代のアイテムの使い方がいいですね。携帯電話もそうですけど、携帯がない時代だからこそのメールでのやり取りとかも好きでした。通貨危機ゆえの就職難もまた然り。

「ユ・ヨルの音楽アルバム」というのは、ラジオの番組名であり、メインで関わってくるわけではないですけど、大事なところでキーになっていましたね。ラストもそうだったし。時代を経ても残っているものの中に、ラジオっていうのも含まれるのかなと思います。

チョン・ヘインとキム・ゴウンの飾らない感じがとても好きです。やっぱりチョン・ヘインはカッコいいですね。
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