ベビーパウダー山崎

Indecent Desires(原題)のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

Indecent Desires(原題)(1968年製作の映画)
2.5
キモい青年がゴミ箱から拾ったロリ人形とたまたま見かけた女性を勝手に重ね合わせて、呪いなのか魔法なのか人形を愛撫すると女性が感じるようになり、思い入れが強くなりすぎた青年は女性をストーカーし始め女性が彼氏といちゃついてのを目撃してぶちギレ、人形の頚を折ると女性も首が捻れて死んでしまう。緩いソフトポルノだけど、自己中心的で身勝手な男性の圧(それが熱烈な愛であっても)は女性にとって恐怖であり苦しみでしかないってのはそれなりに描かれている。好きなあの娘が僕を無視してエロい男と遊びやがって!不潔だ!全くの他人に知らぬ間に愛情を持たれ付け回されるホラー、岩井俊二『ルナティック·ラブ』との二本立て希望。