このレビューはネタバレを含みます
余韻が多い作品
そして見始めた印象からだんだん（悪い方へ）変化していったのは意外だった
説明描写は少なくて息子を失った主人公エレナが「今こう思ってるんだろうなー」とひたすら感じとっていく感じ
とにかくエレナが無口なもんでかなり歯がゆい
エレナはジャンに息子の影を重ねるけど、それを知らないジャンは自分を見つめるエレナから"何かしら"を察し急速に接近していく
そして"何かしら"の正体はあやふやながらどうにも危うい
とにかく歳の離れた男女の関係性と言うのは、はたから見るとなんとも違和感を覚えるのは避けられないのだろうか、、、
これは年上女と未成年男子のやり取りだけど、年上男と未成年女子なら最初から犯罪レベル
そしてこの中でも2人っきりの真っ暗な夜の海のシーンは不快な気持ちが湧き上がった
つまりおばさんと若い男の子だろうがおじさんと若い女の子でも他者からすると同じ嫌悪感が先立つんだな
更には後半、見知らぬ若者3人にナンパされてついて行くエレナの行動やわめきぶりにがっかり、、、
ジャンの母親がエレナの働くレストランに来た時のエレナの態度にがっかり、、、
以前ジャンに酒を飲ませて遅くまで帰らせなかったこと詫びようぜ
ジャンの両親が怒るのは当然、エレナから引き離すのがベストだけど、当然ジャンが聞く訳もない
とにかくどんどん前半とエレナへの想いが変わっていった
最後のキスシーンはマジでがっかり
とにかくそっちに傾かないで欲しかったのに！
あれが息子の影を払えた証なの？？？
関係ないけどエレナを演じた女優さんは顔立ちも痩せ細った姿もキーラナイトレイにすごく似てた
