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ベイビーティースのmokuのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビーティース(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

細かく区切られた場面にそれぞれタイトルが付けられていて新鮮!終始ポップな色彩と光の映像美で、どのシーンもポスターになりそうなくらい美しかった。特にパーティでの丸刈りの女性?と見つめ合うシーンが美しすぎて見惚れてしまった🎆
あと音楽もすごく良かった!

終盤まで女子高校生ミラと不良少年モーゼスの単なる恋愛映画かと思うほどに、ミラの病気については詳しく触れられないので、死んでしまうほど重い病を患っていたことに驚いた。
両親のミラへの愛情とミラを失った悲しみ、罵倒し泣き崩れる母をモーゼスが抱きしめるシーンでうるっときた。モーゼスの行動心理とか思考はあまりよく理解できなかったけど、ミラは最期幸せだったんじゃないかなぁと思えた。

ミラの誕生日パーティのシーンは全員集合で和やかで救われる。あとラストの海辺でのシーンと父娘のやりとり、表情がとても良かった。
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