そもそも。
ダンスってセックスみたいな要素を孕んでるので。エマ達がとてもエロティックなのもそれは然り。
邦題が違和感ありまくりだったので、そこは無視したい。
奔放なオンナの話でいいのかな?いや、違うよね。
確信。欲望、望みを満たすという行為へ向けて…だだそこへ一直線という感じがしました。あえて言うなら、ケモノ。ケモノの満たし方、みたいな感じ。
ラストのガストンの光に照らされた貌のシーン。なんだかナザレのイエスの養父に見えてしまったよ…。美しいが、空っぽに見えたシーンが印象的でした。もう、受け入れてしまうのよね。自分には理解出来ない。が、離れられないものを。
一番居心地が悪いのはアニバルかも知れない。
古い価値観を突き破り、新しいものを意図せずに得ると言ったらいいのか…。
新しい家族ができてた。
今の社会のどん詰まりをブレイクスルーするような、足りないものを補い合って、家族って名前の集団になる。それは血縁だけじゃない、なにかで結びつくグループとして。
エマ役の女優さんの目ヂカラに翻弄される様をなぞるカメラワークがいい!