tsuna

マリッジ・ストーリーのtsunaのネタバレレビュー・内容・結末

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにほろほろ泣いた〜、、、


親が離婚した時の記憶って私は一切なくて
理由も未だにわからないんだけど
嗚咽するほど何度も泣いた記憶だけ残ってるんだよね
泣いた場所と体勢ときっかけははっきり覚えてるんだけども。

親にも姉にも誰にも言ってないけど再婚もしんどかったし泣いたな


でも、今となっては母の恋愛だからどうでも良くって。
結婚も離婚も恋愛の過程である付き合うとか別れるに国というかなんかが大層な名前つけただけだと考えた



そんな考えを久しぶりにもう一度見直したなあ
きっと子供目線じゃなくて大人目線で物事考えられるようになったのかも。



・"男は浮気をする生き物"って男性で括るのは良くないけど、生物としてツガイにするならば対象にしていい者をわかりやすくしてくれよな!気持ちがないから体を重ねても浮気じゃない!?黙れ!!!!()
誰でもいつでも出来たけど君を愛していたからしなかった!?当たり前だ!貫け!!!
・親権の争い、これがリアルなんだろうなと思ったら、勝手に父に会いに行くのを黙認されている私はラッキーだな。ただ母のことを考えたら離婚後、父はその比率みたいのを守っていたのか不安になる。
ただ、お出かけとかいろんなものに対して、母は子がいるから〜ってなるのに父は子がいるから〜、ってならんのは解せぬよな、それでママ〜♡ってなる子にふんってなるのも許さん
・自分は相手のことを思って!我慢して(あげて)いる!なのにアナタはわがままを通している!なんてお互いがお互いに思っているのよね、、、離れたくない環境があって、息子とパートナーを愛していて、そこは同じなんだよね。
・ランチを選んであげるとか、髪切ろうか?とか、お互い(というかニコールがチャーリー)をわかってあげている流れ。いい2人じゃん。とか思うけど、思うけど、なんだよな。
・離婚後って男性側のあの可哀想な雰囲気なんなんだろう、すごく寂しそうに見える感じ
私だけかも知らんけどさ、なんかすごい悲しそうに見えちゃうんだよね、折れちゃいそうな
でも女性側だって同じなんだよ、子がいるから自分より子を心配しなきゃならんからなんだよきっと



調停中のハロウィンから離婚後のハロウィン、変化がすごくて苦しかったけど本物なんだろうなーあれが人生の
新しい家族とパパとの対面、ハロウィンへ共に参加する、ママの日から今日は特別パパの日に。
そんな融通を効かせられるように変わったんだよね2人の関係は。


最後、ニコールが最初のカウンセリング(?)で書いたリチャードの好きなところリストを読み上げていくのが凄く良かった。
裁判で争ったゆえずれにずれた2人だったけど、想いがしっかりあることをわかってもらえてよかった。
あの場で読み上げなかったから、今あのタイミングでよかった、んだよねえ。きっと

後ろで泣きながら見てるのも、辛いというかやるせない
でもそれは観てる私に取って数分間の出来事だからなだけで、時間の経った2人にはまた違った気持ち、があるんだろうな。



一緒にいた記憶が素敵な過去になった瞬間だね。
もう一緒には居られないのもわかった瞬間だし。



私がひとつだけ今でも思い返す恋愛の記憶、とても綺麗なものばかりだけど、一回嫌な記憶を引きずり出されると別れてよかった一緒に居たら私が私じゃなくなってる潰れてる!!!になるもん◎


過去、でいいのよ。
私はとてもアナタをアナタだけを好きだったよ。
でいい。

好きだけじゃダメ、なのよ、難しいよな。


靴紐を結んであげるまでの流れが"いつもの"でよかった。わかってる。

素敵な2人でした



くー!考えさせられるぜ!

ま!相手いないけど!!!

へへ!!!
tsuna

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