離婚の過程を描いた作品。
お互いに惹かれあって結婚したはず。おそらくまだ好きな部分もあるはず。それでも親権の絡んだ離婚への道のりでは、こんなにも傷つけ合わなければならないのかと悲しくなる。
第三者の弁護士が関わることで、ふたりの関係は本人たちの意志や想いを超えたところで動き、歩み寄ろうとする気持ちも、大きな何かに踏み潰されているようだった。
自分の周囲を見渡しても結婚している友人の方が圧倒的に少ないくらいなので、離婚がどういうものなのか、いまいちピンとこなくて、ストーリーにちょっと乗り切れなかった。