シンプルに言うと、親権を巡って裁判をする夫婦のお話。
なんでこうなったんだろうって誰もが思ってて、でも引き返すこともやり直すことももう出来ない。
生涯を共にしようって一度は決めた相手だから、言い合っても、憎くても、離婚しても、根底の愛までは消し切れない2人。
そんな2人の演技が上手すぎて入り込んでしまい、見てるこっちまでうんざりしたり愛おしくなったり、終始もどかしくて胸が掻きむしられる。
裁判が進むにつれて目的を見失って、更に溝を深めてしまうのがほんとにやりきれない。。
距離があるから上手くいく関係もあると思うし、この選択が間違いじゃないように、映画で描かれない彼らの未来がどうかどうか幸せで、、と思わずにはいられない。
ほぼ同内容と言っても良い「クレイマー、クレイマー」が40年前の映画ってほんとすごいなと改めて。
