このレビューはネタバレを含みます
結婚生活のお話かとおもいきや、離婚に向かっていく夫婦の話だった。一度は好きになった相手だし、愛おしい部分があるはずなのに、いつの間にかお互いの違いやズレを憎むようになっていて、罵り合ってしまう。夫婦とはいえ他人と生活していくのって大変だし、小さなことの積み重ねで憎んでしまうのって悲しいよね。
2人が罵倒し合うシーン、チャーリーが自我を失って君死ぬことを望んでる！って言っちゃうシーン。浅はか過ぎるのに、受け止めるニコール。本気じゃないってわかってるんだろうけど、あれ言われたらもう元の関係には戻れないよなぁ。それなのに弁護士交えた食事シーンではチャーリーの好み全部把握してて、サラダのオーダーやドレッシングの変更点などチャーリーに確認せず全てオーダーしちゃうニコール。そんな関係性なのに！それなのに離婚だもんなあ。自分のこと以上に自分を知ってる相手を失うのってどんな気持ちなんだろう。
そんな2人でも、息子の成長に関しての意見は一致していてなんとか前向きに離婚について話していこうと頑張るけど揉めてしまったりね。本音でぶつかることの難しさやもどかしさを感じた。体力使うわあ！！！
