スカヨハは以前から好きで、
スターウォーズでアダム・ドライバーも好きになったので見ました。
映画の評価としては上記ですが、
主演2人の演技はとても良かったです。
映画としても、私の好みドンピシャじゃなかったというだけだと思います。
そう、リアル。リアルなんだろうな、きっと。
お互い大嫌いな訳ではなくて、尊敬できる部分もきちんと残っているけれど、一緒にいるとニコールが自分のやりたい仕事をして住みたい場所に住むことはたぶんできない。最初はそれでも好きが勝ってたけれど、徐々にその我慢していた部分が溜まっていって大きく膨れあがってしまったのだろうなと。
他人である夫婦が一緒に暮らすと、違うところが沢山あるから、量の差はあるかもしれないけれど、夫アダムも全く我慢していない訳ではない。気づかず相手を蔑ろにしたり、傷つけていたり、それに気づけなかったり、量の差はあってもそれはお互い（モラハラ配偶者の場合を除く）。
2人が激しく言い合いをする場面があるのですが、酷いことを言われると、それに激昂してまた酷いことを言い返してしまう。見てて辛かったなー、ここ。
お互いの弁護士同士のやり取りもそうで、起こった事は事実なのだけれども、提示の仕方によっては違うニュアンスになってしまう。本人同士話し合うよりはいい部分もありそうでしたが。
お互い傷つき、傷付け合い、離婚への歩みを進める夫婦を、2人は繊細な演技で表現していましたし、リアルだけれど、あたたかみのある描き方でした。2人とも子どもを愛していて、それもすごく良かった。
離婚、エネルギーがいるな‥日本でやってもこうなんだろうか。
あっ、アダム・ドライバーの歌が聞けるんですよ。ちょっと良かったな^_^
