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マリッジ・ストーリーのssのネタバレレビュー・内容・結末

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ノア・バームバックよ!
私は貴方にずっと付いて行きますよ!と言いたくて仕方なくなる。

アダムドライバー苦手〜とか1年前は言ってたくせにはにかむ笑顔にきゅん…😍ってなっちゃってるし(笑)

なんで、いつからこんなんになっちゃったのだろうか。どこからこの紐は絡まってしまったの?ほどこうとしても余計に絡まっていく。
離婚は珍しいことではないけれど、ノア自身本人が幼少期両親が離婚しているようで、実体験がモチーフになっているのが「イカとクジラ」
そして本人も離婚を経験し、彼の作品は「離婚」がテーマになっているものが多い。

そこで家族の在り方だったり、繋がりについて切ないほど訴えてくる。

チャーリーとニコールの喧嘩のシーンは、まるで彼らの子供になってその場を目撃してしまっているくらい胸が締め付けられ、涙も出てきた。
調停では本人たちは一言も発せず雇った弁護士同士の応戦が続く。
そのフラストレーションが爆発して、とうとう死んでしまえ!とまでいく口喧嘩。

一体どうしてこんなところまで来てしまったの…。
そして相変わらずローラ・ダーンがいい仕事をしていらっしゃる。
グレタ・カーウィグのストーリーオブマイライフもめちゃくちゃ楽しみだけれど、今作もめちゃいい役どころ。
「女は完璧を求められる」という話をしているシーン、女の私自身もそうだけど世の中が自然と無意識にそういう考え方に傾倒しているということにものすごくハッとさせられた。

2020/2/8
ss

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