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ホモ・サピエンスの涙の0のレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
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身体のどこかでずっと求めていた沈黙の静けさを与えられたような時間だった
場面ごとに流れる空気がわたしにまで溶けこんで、スクリーンの中で心が漂っていた
彼が紡ぎいのちを与える映像を前にすれば、自分のいのちがここにあるという、それだけで尊いものなのだと囁かれている気がして、終わらないでほしいと思った

75分間、まるで空を泳いでいるようだった
鳥の群れ 雪 空 雲 無限 終わりなき時の流れ
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