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ホモ・サピエンスの涙のhynonのレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
3.3
褪せた色合いが美しい。

さまざまなエピソード、いや、エピソードと呼ぶにはあまりにも断片的な、数々の場面。
絵画のような。写真のような。詩のような。

だったら絵や、写真や、詩でいいんじゃ…

絵ならば、立ち止まって、自分のペースで鑑賞できるけども。細部に、背景に、物語に、好きなように自由に思いを馳せることができるけども。

一方的なペースで絵が展開され、そこに多少の解説がつく、というスタイルに、どうにも慣れることができない。

シャガール等の実在の名画を再現し、動きをつけた意味は何なんだろう??

これが映画である意義が、映画としての面白さが、ちょっと自分にはわからない。
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