残念。
フランス公開版は40分短かったそうです。
田中泯、阿部寛の二人だけですすめるほうが良かったのかも。
田中さんも不完全。阿部寛のわざとらしい病気はお気の毒。
柳楽優弥の北斎に何故か共感できなかった。なんでだろう。かわいさがないの。愛嬌とか突っ張ってても天才の抜けたところとかそういう設定がひとつもないのはがっかりさせるなぁ
「私妊娠しました」のところの仕草とか、「幸せになる」だとか、そんなバカみたいなセリフを口で言わせる脚本家にも頭きた。
「心で描くのです」
とかも言ってたけど。。えええ杉田玄白同時頃で一般は心臓の位置さえ知らなかったはず。当時は腹とか丹田でしょう?
玉木宏のすべてを玉木宏にしてしまう。もっと深く見たかった。声ののだめっぷり。。でも彼は良かったよ。あのシーンをもっと舐めるようにみたかったなぁ。写楽ももっとイキがった演技で良かったのに。
あと、なぜ武士とアーティストがこのように交流があったかを背景説明をするなり、設定で教えないと全然わからない。
もっといろんな絵があったはずだしもっと見せてほしかった。
全てが雰囲気負けって感じ。。
柳楽優弥も使えてない。
素材はいいのにもったいない。
あと、フランス語の翻訳で
「おかみが・・・」というセリフ、当局がという意味なのに、Mme.なんとかおかみさん。。になってて、、笑った。意外と翻訳やっつけ仕事・・・