ゆき

ハニーボーイのゆきのレビュー・感想・評価

ハニーボーイ(2019年製作の映画)
3.7
契約終了

父親の面影を消化できたのだろうか、そんな疑問も抱く作品だった。
いつから破綻していたのかもわからない親子の関係。
痛みを教えてくれた父親とはきっと相思相愛だったんだと思う。
「優しい父親になれ」とこぼすシーンはぐっと胸をえぐられた。
すごく丁寧に色付けされた画が印象的。
ドキュメンタリーのようで大波は来ない展開。
夕陽がすごく似合う作品。朝陽が登った頃には一歩進んでいて欲しい。

×××
人気子役としてハリウッドで活躍する12歳の少年。周囲の大人の支えや初めての恋を通じて成長していくが、無職の父は一向に変化しない。互いに抱く父子の葛藤を追う。
ゆき

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