これは…どう言語化したらいいのでしょうか…
仕事納めで会社を飛び出して、金曜夜の初日に行ってきましたが…
まだ自分の中でうまく咀嚼できていません…
とりあえずこんなダークで、トラウマセラピーな作品は、決して夏休み初日に観る映画ではなかったですが…
観てよかった。
本作は、決して軽い気持ちでオススメできる映画ではない。
それでも、一人の演技者が自身の作品を経て、そのトラウマを乗り越えることができたのだから。これはとてもプライベートな、私事すぎる超個人的なフィルムだけれども。
「ハニーボーイ」とはシャイア・ラブーフの子供時代のニックネームであったそうです。
シャイア氏自身のアルコール依存症のリハビリプログラムにおいて、自分の人生を振り返る中から、本作の脚本の執筆に至った。最初は自身が出演するつもりはなかったそうですが、監督からの助言により自ら父親役を演じたとのことです。
シャイア氏のトラウマの原因でもある、自分の父親役をやるなんて…
どのような心境でカメラの前に立つことができたのだろうか…どんな気持ちで台詞を吐いたのだろうか…どれだけの地獄を乗り越えてきたのか、わたしには想像すらできない…
自分の父親から投げかけて欲しかった言葉。抱きしめられて感じたかったぬくもり。繋いでほしかった手。目に見えぬとも触れたかった愛のカタチ。
ひとつももらえなかったそれらは…映画の中でだけもらうことができた。虚構の世界の中でだけ、スクリーンの中の見せかけの自分だけに触れることができた、嘘のそれら。
どこにも行き場所のなかったシャイア氏の寂しさはどうやって埋められるというのか…
本作の製作を経て、シャイア氏は自身の父親と関係性を修復できたそうです。
これは痛みを乗り越えることができた、とてもとても個人的な、日記のような、そんな儚げなフィルムでした。
これハニーボーイの主題歌いけるやん…シャイア氏の希望、絶望、夢、葛藤が全て描かれている…
というかこの歌詞、全ての働く人への応援歌になっている…
ほんまマジでええ歌過ぎて泣ける…
🚪ドンドン、ドンドン!
「ん…??…まさか…ガチャ、はい?」
😤「JASRACの者ですが…」
「あーすみません、レビュー内の著作権料の支払いですね…すみません…」
🥺「これ…めっさええ歌詞ですやん…わいも仕事頑張りますわ…今日は支払い見逃しておきます!」
「……」
😭「今回だけやでー!ほなさいなら!」
「……」
「サントラ」
Creepy Nuts×菅田将暉
https://youtu.be/E6A7l1l6kKE