[映画内外を浮遊する夢] 80点
映画を撮るカップル、映画内のカップル。映画製作、子供の誕生(?)、女優の自殺(?)。様々な要素が夢の中のように混ざりあい、映画のような人生、人生のような映画、或い…
2016年に見たらしい。
たしか教会横の元墓地の横に博物館があって、夜11時とかすごい遅い時間からの上映やったはず。
横長の劇場でそんなに人も入ってなくて、自分の視界には誰もいない静かな空間だった。…
憧れの異国を旅する。言葉の片鱗しか解せなくとも彼らの会話や息づかいに耳を傾け、街の匂いを思いきり吸いこみ、彼らの日常にすこしでも溶けこみたいと願う。字幕なしで観た本作はみずみずしくて切なくて、心わき…
>>続きを読む全く静かな映画だった。
影はまるでフレームのようにそこに存在し、陽光の、人物の白を印象的に浮かび上がらせる。それがガレルのモノクロであり、一歩間違えばただの独りよがりとも取られかねない映像の羅列が、…