2021/5/26鑑賞。63点。
女っぽい役柄のレナ・へディに違和感。
パイパー・ペラーボがララ・クロフト並みに頑張った直後退場する。
モンスターの見た目がエイリアンそっくり。
知名度の割にギャラが高くない豪華キャストが共演した作品。
地下における食物連鎖の頂点に立つクリーチャーの正体が、寄生生物によって容姿を変えられた人間という発想は面白い。クリーチャーの住処が暗い地下なので、視力は衰え、一方で聴力が数れているというのもGood!!
ただし、地下を移動するのに翼が生えているのは矛盾してる気がする・・。地下を移動する際、翼を使って飛ぶのは非効率だろ・・・。
あと、クリーチャーがかつて人間だったとは思えないほど変貌しており、その姿はまるで「シガニー・ウィーバーの宿敵エイリアン」。
出演者：
コール・ハウザー＋エディ・シブリアン＋レナ・へディ＋パイパー・ペラーボ＋ダニエル・デイ・キム＋モリス・チェストナット＋マーセル・ユーレス
忘れた時用のために下記ネタバレ記録。
1970年代。ルーマニアの山脈に隠された財宝を探す探検隊が、消息を断つ。
それから30年後。
地質学者のニコライ博士(演. マーセル・ユーレス)、ジャック(演. コール・ハウザー)と弟のタイラー(演. エディ・シブリアン)を中心とした探検隊チームが、山脈に埋もれた洞窟で調査を開始する。
調査を進める中で、サソリの大群や巨大モグラを見つけるなどして地上とは異なる食物連鎖を目の当たりにする探検隊。そんな中、探検隊のメンバーが次々と行方不明になったり死亡したりしていく。
洞窟の深さから判断するに、外部からの救出サポートは不可能。探検隊は自力で脱出するしかない。
脱出の道中、ジャックが洞窟で謎の動物に襲われて負傷。同じく探検隊のメンバー・キャスリン(演. レナ・へディ)は、洞窟の生物の体内には、謎の寄生生物が潜んでいることを突き止める。
探検隊の前に、二足歩行で移動する巨大な未知の生物(見た目がエイリアンに似てる)が現れ、ニコライ博士が殺害される。
探検隊メンバー・チャーリー(演. パイパー・ペラーボ)はララ・クロフト並みのワイヤー・アクションで未知の生物(＝クリーチャー)と対決し、ナイフと火の噴射で追い詰める。しかし、実はクリーチャーには翼があり、飛行しながらの反撃に遭ってチャーリーも殺されてしまう。
時を同じくして、負傷したジャックの聴覚や目に異変が起き始める。そして、キャスリンはある結論に行き着く。
クリーチャーの正体は、寄生生物に体を乗っ取られた30年前の探検隊のメンバーであり、元々の姿は人間だった。ただし、暗い地下での生活を続ける中で視力は不要となり、代わりに優れた聴覚を持つようになった。
このままでは、ジャックも同じくエイリアンのような容姿のクリーチャーになってしまうことは明らか。
洞窟脱出の過程で、仲間のアレックス(演. ダニエル・デイ・キム)が死亡。ジャックは、一人残ってクリーチャーと対決し、洞窟で大爆発が起きる。
キャスリンとタイラー、トップ(演. モリス・チェストナット)の3人は生き残って洞窟からの脱出に成功。
タイラーは、兄・ジャックが洞窟の外で生きることはできなかったのかとキャスリンに問う。
「寄生生物はこれまでは洞窟の中でしか生きれなかったけど、本当は外の世界に出たかったのかも」
そう答えたキャスリンの目は、寄生されたジャックと同じように変異が進んでいた。変異に気づいたタイラーはキャスリンを追うが、町の人混みに消えて行った彼女を見つけることはできなかった。
