「憎しみが鐘を鳴らすのだ。人が死ぬと必ず鐘が鳴る」
イタリアホラーの大巨匠マリオ・バーヴァの最高傑作。
ゴシックホラーの美しさが凝縮されている。
「閉鎖的な空間でみんなから毛嫌いされてる人の憎しみと幽霊」というテーマは『白い肌に狂う鞭』とも通じるマリオ・バーヴァの主題。
呪われた村、ジメジメした感じ、通路が狭く人の目が気になる、迷信深い人々、明白にこの作品がJホラーに及ぼした影響を感じる。
無限に抜けられない部屋、無限階段、ボールを持った少女の幽霊。
呪術のために有刺鉄線の巻かれた少女の背中。
「あなたには十分な力がない」って、霊能力バトルキターって思ったら物理だった。
2022-252/字幕