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キル・チームのharuのレビュー・感想・評価

キル・チーム(2019年製作の映画)
3.4
2021/1/23 鑑賞。
シネ・リーブル梅田にて鑑賞。

正義感溢れるアンドリューはアフガンに渡り兵役に就く。
「現地民に笑顔で接しろ❗」と
教える軍曹は仕掛け爆弾で戦死。
後任のディークス軍曹は正反対の任務第一の職業軍人だった。
任務中に部隊の1人が現地民を射殺する。「手榴弾を持っていた」との事だが詳細を語る隊員にアンドリューは不信感を持つ。
最初はディークスに憧れていたが疑念を持つ。
そんな気持ちにディークスも気付きアンドリューは部隊から嫌がらせを受ける様になる。
それはエスカレートしていき命の危険する程になる・・・。


何とも胸クソ悪くなる作品だった。
イラク、アフガン共に仕掛け爆弾が多く負傷兵と言っても手足を失ったり失明をしたり想像以上の傷を負っている。
「誰が敵か解らない状況」で咄嗟に銃の引き金を引き射殺してしまうのは解らない訳でもない。
しかし、無実で射殺された身内の者から、してみれば米軍に敵対心を持ちイタチゴッコ状態になるであろう。
この悪循環はホント心苦しい。

アメリカの警察の黒人差別問題。
連邦議会への乱入etc.
少しづつ、「世界の警察」アメリカの姿勢が崩れていく。

バイデン大統領が新たにアメリカを牽引により、少しでも正しい道へと修正を行って欲しいと切に願ってしまう作品でした‼️
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