見るタイミングや人によって解釈は変わりそうだけど、良くも悪くも映画らしくなかった。
序盤から冒頭飛ばしたかの様な切り口で感情移入しにくいけど、導入がもし整ってたとしてもあまり結果は変わらなかったかも。笑
最後の詩は良かったけど、それ以外は特に深い意味もなかった。(でもまぁ現実世界でそんな深い意味出るかと言われると出ないから、逆にリアリティなのかも知れないけど)愛が何か正直わからなくなった!っていう気持ちはわかるけど。
傷心からスタートして、その突然の戸惑いから怒りのピークまでしか描かれないので、映画の尺の割に何も切り込まれず淡々と彷徨い、考えすぎずシンプルに快楽から快楽へと移動するだけ。口喧嘩とかのくだらない無駄が多いのでもっと洗練させたほうがいいと思っちゃうので特に心も動かない。
でもその無感情の感覚は、転じて謎にモテまくる(オレンジのコンシーラーでクマのカバーとかすらしないの気になりすぎた笑 けど恐らく喪失感の表現かも。雑念:nars使ったらええんちゃうとか思ってしまった)主人公の麻痺した様な、疑心暗鬼の、虚ろな心の追体験かも知れないとすら思った。(?)
捻り出した感想がこれって感じで、私は特筆すべきもの・特にピンとくるものがなかったんですが、見てみようと思う人は製作陣の意図を一回読んだりとかしたほうがいいのかもしれないです。笑