このレビューはネタバレを含みます
(フランス/2019年/107分/カラー/デジタル)
監督:アフシア・エルジ
出演:アフシア・エルジ、ジェレミ・ラウルト、ジャニス・ブジアニ、ジェレミ・ラウルト ほか
何よりも大切な恋人レミの裏切りを知り、リラは苦しむ。単身ボリビアに旅立ったレミから、二人の関係はまだ終わっていないと告げられるが、その言葉によってさらに苦しむリラは、友人たちとの会話、新たな出会いの中でもがき、愛の行方を求めて彷徨う…。寄る辺なく生きる現代を若者たちの恋愛をアブデラティフ・ケシシュやアラン・ギロディの女優、エルジが初監督、主演。第72回カンヌ国際映画祭批評家週間で上映され、「宝石のように美しいラブストーリー」と絶賛された。タイトルはフリーダ・カーロの詩から取られている。
アフシアエルジによる自らが主役を演じた鮮烈な作品
とにかく、人と人の関係に終始し、向き合うことを迫られる
結局同じことの繰り返しに過ぎないようにも見えるが、最後のカメラマンは彼女を慰めはしても抱きしめたりしないところが爽快感を呼ぶ