トラヴォルタ、怪演。
ビッグファンがストーカーになっていく…。
あの人の事でアタマが一杯💕なムース。
ムースって名前なぁって、思いました。
こんなにファンなんだから!、っていうファン心理がダダ漏れな中年男をトラヴォルタが生き生きと演ずる。
リアル過ぎました。
夢中が行き過ぎて、夢の中で生きてるんだって言えば良いのか。
対するハンターって、嫌な奴。
常にイライラしてる感じです。
微妙な立ち位置になってしまった俳優なのかな。そんなイライラがムースにバシバシと当たります。
まぁ、ムースも相当やばいファンなので、ストーカーと言われても仕方ないかな。
時折、何者にもなれないムースの苦しみか見えます。
そこが…苦しい。
イラストが挿入されるのですが、まるで啓示のようで、ちょっと不穏。
音楽も特徴的で不穏さを盛り上げます。
チャイニーズシアターまえの喧騒が、賑やかだけど他人に対する無関心、孤独を現したようでした。
憎しみ愛の裏返し。