いかにもB級感溢れる邦題(原題も同じ)に、さほど期待せず観始めましたが、結論から言えばかなり面白かったです。
ただし、中後半、クライマックス辺りだけかな。
あまり物を考えずに観たかったので、原語(字幕)で観ずに吹替にしてしまったのがいけなかった気がします。
元々がちょっとコメディタッチのノリで、ここ笑いながら観て欲しいんかなと思うようなシーンも結構あるのですが、これがなんかガチャガチャした低レベルなコントを見せられてる様。
そうした演出に加え、吹替えも煩いだけで何かしっくりこないし、キャラの性格設定と相まって感情移入を拒んでくる。
そんな違和感がずっと続くもんだから、これ詰まんない、早く終わらないかな〜なんて退屈しながら観てると、時々ハッとするいいシーンが有ったり。
物語設定自体は割とよくある話だけど、不気味な集団がヒタヒタ迫ってくる恐怖もあって、これシリアスに徹して丁寧に作っていたなら、もっと怖くて良いホラーに仕上がってたんじゃないかなと思います。
話の素材やオチの付け方は嫌いじゃないだけに、ちょっと残念な気がした作品でした。
