このレビューはネタバレを含みます
診察の待ち時間に鑑賞。
主演のエミリア・クラークはターミネーター5で初めて知ったけれど、その時のシリアスな表情とは全く別の顔が知れた作品だった。
友人の影響でクリスマスと洋楽がかなり好きになったのでその点ではかなり満足感高めな映画だった。作中何度も出てくるクリスマスショップの装飾は日本ではなかなか目にすることができないメルヘンな感じが最高。子供の頃写真絵本の「ミッケ」で見て憧れていた外国のクリスマスそのもの。所々怪しげなおもちゃもあるところがミステリアスな雰囲気も醸していてポイント高め。
挿入歌や主題歌も最高。
「Heal The Pain / George Michael」OPの教会で歌う曲。
ジョージ・マイケルが最高。
タワーブリッジや地下鉄、マーケット、ロンドンバスなどロンドンの有名な物が所々出ていたのも良かった。
ストーリー的には可もなく不可もなく。退屈はしなかったけれど予想外の驚きや大きな感動は得られず。最初は自分勝手な主人公が周りの役に立とうと奮起する姿は良かった。旧ユーゴの人に話しかけるシーンは優しさに溢れていて個人的に凄く好き。
最後のコンサートのシーンはもう少し派手にしてもいいのかなと。引っ張った割には少し物足りない。
好きなセリフ
「日常の小さな行動がその人の人格を作る」