ゆりな

ラスト・クリスマスのゆりなのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
3.7
ロンドンのクリスマスショップ、ディズニーランドの3倍可愛か〜〜!
雰囲気だけでも楽しめる、コメディ映画。

主人公が上手く行ってなくて、ロマンチックじゃなくて、どちらかと言えばクリスマスくそ食らえ!な凶暴さがいい。

キャストがまぁまぁ「クレイジー・リッチ」なんだな。
主演2人のラブストーリーかと思いきや、旧ユーゴから来た主人公家族の移民問題だったり、問題を起こしてばかりで適当だったケイト(エミリア・クラーク)がきちんと改心したり。

クリスマスが舞台ではあるけれど、決して浮かれていない、割と切ない話だった。
適当に生きていた主人公だったけど、ラストを見て、自分も日々をきちんと生きようと思いました。

以下ネタバレ


・公開時からラストが意外意外と聞いていたのだけど、本当に意外だった!
実は彼が未来から来たとか、SFな感じで考えていたのだけど、これは切ない。

・いい映画なのだけど、もっと盛り上がりだったり、ロマンスだったり波をくれ!とは思ってしまった。

・「ラスト・クリスマス」自体は元彼に振られた去年のクリスマスを歌った悲しい曲なのに、そう繋げてくるとは。
クリスマスだから奇跡が起きるわけでもない、ちょっぴりビターな昨日だった。
ゆりな

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