Nana

ラスト・クリスマスのNanaのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
4.5
自堕落な生活を送る、主人公ケイト。

クリスマスショップで働くケイトはある日、ハンサムで優しそうなな男性トムに恋に落ちる。

恋に落ちたケイトは距離を縮めるべくアタック。

いろんな心のもやもやも打ち明ける。
病気のことも・・・

彼女の病気とは、心臓の移植をしたことだった。

その移植をしてくれた、つまり、心臓の持ち主が、青年トムであったことをやがてケイトは知る。

今まで二人で行った場所。

スケートリンク、観葉植物が沢山のオーガニックなガーデン、どれもこれもトムの思い出の場所だったのではないか。

あのときは二人だったが、今は一人。
隣に彼はいない。

もともと彼女の(トムの)心臓にあった記憶で、そもそも二人でその場所に行ったのも幻か、実は彼の存在自体が幻か(自分の記憶だからそもそも自分の中にトムがいる状態)、など、いろんな考察をしてみるのも楽しい。
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