自堕落な生活を送る、主人公ケイト。
クリスマスショップで働くケイトはある日、ハンサムで優しそうなな男性トムに恋に落ちる。
恋に落ちたケイトは距離を縮めるべくアタック。
いろんな心のもやもやも打ち明ける。
病気のことも・・・
彼女の病気とは、心臓の移植をしたことだった。
その移植をしてくれた、つまり、心臓の持ち主が、青年トムであったことをやがてケイトは知る。
今まで二人で行った場所。
スケートリンク、観葉植物が沢山のオーガニックなガーデン、どれもこれもトムの思い出の場所だったのではないか。
あのときは二人だったが、今は一人。
隣に彼はいない。
もともと彼女の(トムの)心臓にあった記憶で、そもそも二人でその場所に行ったのも幻か、実は彼の存在自体が幻か(自分の記憶だからそもそも自分の中にトムがいる状態)、など、いろんな考察をしてみるのも楽しい。