殺されるわけじゃない、殺されるわけじゃない、殺されるわけじゃない、殺されるわけじゃない…

人と接することが苦手で会話もままならない女の子が、見知らぬおじさんと交流して1歩…半歩くらいかな？大きな半歩、前進すんよ！って話

殺されるわけじゃない、殺されるわけじゃない…、そうね、殺されるワケがないんです！だって｢やっぱり接客業とかムリぃぃ…｣つって辞めることにした居酒屋バイトの制服を返しにいくだけなんやからね！
ところが本作のヒロインは過去のトラウマから他人と言葉を交わすことに過剰なまでにネガティヴなもんやから、制服返しにいくんも一苦労なのでありますよ…スンスン

ヒロインを演じるんは先日AV卒業ストリップ卒業を発表した川上奈々美ちゃんなんですがね、これからは女優さん一筋で頑張っていくんかな？マシンボーイは女優川上奈々美のファンなんで大歓迎です！ぺろぺろ
そうね、奈々美ちゃんは最近AVから出てきた女優さん中ではダントツで演技クオリティが高い思うし、AV女優出身なんにこの処女役になんの違和感もない清純感なんなん？他にここまで処女感だせるAV女優いる？

そうね、本作、ピンク映画ですが主演の奈々美ちゃんは…エッチしません！ひゃー！そんなことある？まぁね、お風呂上がりとかにはキュートなおっぱい見れるし、マスターベーションシーンはあるんやけどね、絡みは他の女優に任して奈々美ちゃんのおセックスシーンはいっさい無いんよねぇ(ちょっとした妄想的なん程度ならある)
うん、奈々美ちゃんのおセックスシーンないなら他の有象無象のおセックスシーンなんていらんよなぁ…、知らん女優のおっぱいにスローとかまぢありがた迷惑やでぇ

ただな、作品自体は奈々美ちゃん作品やからって贔屓とか無しに結構好きやったで！タンブラーにまるの熱燗いれて神社で人目を避けながら一杯やるオドオド系の奈々美ちゃんの可愛さは言わずもがな…、イワヤケンジさんの演じる見知らぬおっさんの素晴らしさよ！ぺろぺろ
そうな、ヒロイン奈々美ちゃんとおっさんの出会いは神社の賽銭箱やねんなぁ、奈々美ちゃんは人目を避けて賽銭箱の裏で熱燗チビチビやるんが好きなんやけどな、ある日お参りにきたおっさんと言葉を交わす羽目にあうんよ！さぁ、他人との会話が極端に苦手な奈々美ちゃん、おっさんとどんな会話をするのか？そしてそのおっさんの言葉は奈々美ちゃんに何をもたらすのか？

うん、もちろんなお涙頂戴するような話ではないしやな、おっさんの言葉も過剰に感傷的なセリフをぶっ込んでくるわけでもないんやけどもな、なんだか丁度いい具合の良いセリフを連呼しましてね！ひゃー！イワヤケンジさん売れっ子占い師なれるでぇ！っつってワクワク観ていた
そうねぇ、奈々美ちゃんがおっさんのジャケットをクンカクンカしてウヘウヘするんも納得やでぇ…、よし！マシンボーイが奈々美ちゃんの制服かわりに返しといてあげるからちょい貸し！クンカクンカ、ぺろぺろ

うん、これは今まで苦手意識あった竹洞監督のんで初めて好きなヤツやったよね！ぺろぺろ
あとな一昨年急性心不全で若くして亡くなった櫻井拓也が糞ウザいチン毛先輩役で出ていて思わずスンスンしたぞぉ！そうな、マシンボーイってば櫻井拓也くん苦手やったけど、改めて観るとホント苦手意識しかなくて貴重な存在を亡くしたなぁ、っつってしんみりした…

とりあえず、マシンボーイも賽銭箱の裏で熱燗飲むキュートな奈々美ちゃん探してちょい神社巡りでもすっかな！でもマシンボーイってばあんな可愛らしい声が賽銭箱の裏から聴こえたらばアタフタして覗き込んでしまいそうやからな…イワヤケンジさんみたいなクールな対応が出来そうに無いんよなぁ！
とりあえず、先に神社でクールに振る舞えるようになるようにお願いしてから奈々美ちゃん探すことにするわぁ！ぺろぺろ

孤独と自閉の日々を送っているコミュ障の女性（川上奈々美）が、人生を達観している草臥れた中年男（イワヤケンジ）に心惹かれていく。暗中模索とした女性の再起動を描いている、オーピー配給のピンク映画。

（筆者は、成人映画館向けのR-18版「ホロ酔いの情事 秘め事は神頼み」を鑑賞している）

熱燗を魔法瓶に入れて持ち歩き、神社の賽銭箱の裏にひっそりと身を潜ませる。そんな、"アル中＆コミュ障"のダメ人間をフィーチャーしている作品。2017年度「熟女ヴァージン 揉まれて港町」と同じ脚本家が手掛けているため、重複する部分がとても多い。

主演女優・川上奈々美の役作りが実に素晴らしく、相手と対面しない状態であれば、饒舌に会話できるところがリアリティ満点（チャットと同じ心理）。巨乳系女優・相澤ゆりなの乳揺れをクロースアップさせた濡れ場も見応えあり。

"癒やし・癒やされ"の相互関係を提起していくドラマに、周囲の性愛事情を（半ば無理矢理に）絡ませていく作劇。エロ度合いは低いけれども、成人映画に必要不可欠となるテーマが無難に盛り込まれている。次世代に繋げるためのピンクとしては全然アリ。

「少なくとも
傷つくことの怖さを
知ってる人は
人をむやみに
傷つけたりしないでしょう」

的なセリフと
主人公とおっさんのやり取りが
とてもいいなぁと思った

「子供は愛の結晶？
ドピュっの結晶でしょ？」
っていう只今店長と不倫中の
彼女とのやりとりも結構好き

ずっとチン毛先輩って言われてた彼が
幸せになれればいいなぁと思った笑

地味ながらなんかグッとくる映画

• #ピンク映画大賞