しちれゆ

バーナデット ママは行方不明のしちれゆのレビュー・感想・評価

3.7
本作が上映された映画館は足繁く行っている所なのだがフライヤーもなく突然始まった。上映することが急遽決まったのだろうか?(2019年作品)
で、前情報はあまりなくてバーナデットって何?と思ったら人の名前でした。原題に因んだ邦題なんでしょうけど原題は呼びかけでしょ?変な邦題。
バーナデットは人嫌いで近所付き合いも苦手。それってメンヘラ系なのかと思ったら違った。逆に彼女が人よりあまりに突出した才能知能の持ち主で専業主婦とかママ友付き合いで燻っていられるレベルの人間じゃなかったのだ。家族旅行で南極なんかイヤと言ってたのがひとりでは行けちゃう人。けど目指す南極点に行くメンバーは錚々たる顔ぶれで流石に飛び込みでは行けない。
建築家のバーナデットは南極点に作る新しい基地を設計したい!という新しい目的を見つけ、自分にとっての幸せとは何か?を見出していく。
「人生が面白いかは自分次第」これは真実だけど世の中そんなにハイレベルの人間だけじゃないよねぇ、とも思いました。
あと『ぞうさん』の歌を子供たちが歌っていたのに驚いた(英語)。バーナデットの娘が尺八で伴奏してたのも。

『TAR/ター』見ないと…。
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