はさみのり

痛くない死に方のはさみのりのレビュー・感想・評価

痛くない死に方(2019年製作の映画)
3.5
「痛くない死に方」
→病院に居たく無い死に方、ね。

病院でも自宅でも
痛い時は痛い😓
まぁ、その感じ方は人其々かと。


在宅での緩和ケア(終末期)を診る
訪問医師の成長物語🎥

若手の訪問医師に柄本佑🧑‍⚕️
序盤はカルテにある病名や状態から
マニュアル的判断しか出来ずにいるが、
師と仰ぐ医師の元で一から学び直す。

これは余談だが、
去年の暮れ、ガンで弟を亡くしたが、
ギリギリ迄自宅で過ごし、
痛み止めが効かなくなり本人も家族も限界で
最後数日は入院した。
それだと違う、って事なのね。。。


後半出てくる宇崎竜童氏の患者。
このケースは彼の思い描く療養で、
家でならこうありたいと鑑賞側も思ってしまう。
でも目線はあくまで医師側。
ここに在宅介護をする家族のしんどさは余り出てこない。
(前半の夫婦2人がかりの壮絶介護はあったけど)
竜童氏の妻役、大谷直子は余裕を感じられて
ちょっと現実的では無いなと思った。
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