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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/2020 ロイヤル・バレエ「コッペリア」のmeraのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【振付】ニネット・ド・ヴァロア
【音楽】レオ・ドリープ
【指揮】バリー・ワーズワース
【キャスト】スワニルダ:マリアネラ・ヌニェス
フランツ:ワディム・ムンタギロフ
コッペリウス博士:ギャリー・エイヴィス
市長:クリストファー・サウンダース
宿屋の主人:エリコ・モンテス
スワニルダの友人:ミカ・ブラッドベリ、イザベラ・ガスパリーニ、ハンナ・グレンネル、ミーガン・グレース・ヒンキス、ロマニー・パイダク、レティシア・ストック
ペザントの女性:マヤラ・マグリ
公爵:ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド
オーロラ(曙):クレア・カルヴァート
祈り:アネット・ブヴォル


多幸感にあふれる楽しい演目。細かいことは考えず、リア充カップルの街を巻き込んだドタバタイチャラブを楽しむ感じ。

スワニルダは踊りっぱなしなので、好きなダンサーが踊るときは必見かと。ヌニェスは表情も踊りも、気が強くて周囲を支配することに疑問をもたない明るい女の子を好演。

逆にフランツは2幕はずっと寝てるし、インタビューでムンタギロフも楽だと話すくらい踊らないので、3幕のパドゥドゥでめちゃくちゃ元気でした。笑

祈り役(だと思う。3幕の。カーテンコールでムンタギロフの隣にいたダンサー)のアネット・ブヴォルが気品があってとても雰囲気があって目を奪われた。

幕間のインタビューは衣装デザイナー(近くで見ると少女っぽくて可愛かった)、指揮者、コールドのダンサーたち、ムンタギロフ、ヌニェスとバッセルと往年のコッペリアでスワニルダを踊った80歳の現役指導者の女性の鼎談。歴史が受け継がれている感じが良かった。

司会がいつもバッセルと組んでいた男性ではなくて女性になっていた。
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