FREDDY

ミュータント・ニンジャ・タートルズ2のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

驚異的なパワーを持つ化学廃棄物をめぐる、前作にひき続いてのフット団とタートルズの戦いを描くアクション・コメディ作品ということで。印象としては、ラファエロをはじめとしたタートルズの面々はそれぞれにキャラクター性があって愛らしくもあり、彼らが織り成す掛け合いはユニークですし、アクションの数々も見もの。そして、エイプリル・オニールを演じたペイジ・ターコーや、タツを演じた小幡利城も目に残るものがあり良かったと思いますし、中でも一番目を引いたのはキーノを演じたアーニー・レイズ・Jr.の鮮やかな身のこなし。演技に関してはそれなりといったところではあるが、強く印象に残りました。描かれている内容としても、深みはないが気軽に楽しめるものとなっていますし、タートルズらの突然変異の原因である"TGRI社の化学廃棄物"について触れられた物語が展開されるので、個人的にはそれなりには楽しめましたね。91年制作の作品なので当然映像や技術面に関しては古臭いですし、終盤はわりと単調で駆け足気味に終幕を迎えるので物足りなさはあるにはあるのだが、決して悪い作品ではないですし、子供向けだが今観ても十分に楽しめますね。アクションやコメディが満載なので単純に面白かった。
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