ストップモーションを使用した人形劇と実写の映像を組み合わせた作品です。
オープニングでは謎の生物の鳴き声、そして心拍音のような不気味な音が入り混じり、とても不気味でした。
冒頭で内臓を引き摺り出されている男の映像が始まります。
何故かは分かりません。
映像は実写と人形劇が何度も入れ替わります。
何が何を意味しているのか。
謎が深まるばかりです。
粘土と針金で作られた悪魔のようなキャラクター達は悍ましい動きをします。
ストーリーは特になく、如何にして奇妙な映像を作るかということに特化した作品となっていました。
偶に字幕が表示されるのですが、結局話は繋がりません。
ワンシーンワンシーンの意味が全く分からなかったのですが、これは何度観ても解釈が思い浮かばないSaint Bernardと似た香りがします。
意味の分からない謎映画はもはや大好物です。