晩年の樹木希林に密着したドキュメンタリーです。
いっぱい笑って、すっごく楽しかった。
この映画では、ユーモラスな彼女だけでなく、女優という職人としての樹木希林も、たっぷりと出演しています。
この映画を見てしまうと"役者魂"という言葉すら、彼女のためにあるものだと、感じざるを得ません。
普通、、、余命が見えているのに、女優しますか!?
余命僅かなら、好きなもん食って、好きなことして残された時間を過ごす。。それが普通の考え。
でも、彼女にとって、女優でいることが、一番の幸せで、生きがいだったのか?
だから、病気でも映画を撮り続けていたのか?
いろいろな思いが駆け巡りましたが、ひとつだけ確信しました。
それは、
樹木希林は、女優になるために、この世に生まれてきた人だったんです。絶対に。
だから、現在も天国で、女優としてたくさんの人を喜ばせているはず。
そんなことを思い馳せながら、彼女の出演作を思い出しながら、とっても楽しい映画鑑賞でした。
樹木希林様へ
「じゅりい〜〜〜っ❤️」の頃からずっと大好きでした。
お茶の間ではたくさんの笑い、映画館ではたくさんの素晴らしい映画をありがとうございました。ホントに大好きです。これこらも、ずぅーーっと大好きです。合掌。
《追記/平均点の低さ》
作り手のインタビューが信じらんないほど下手くそで、作品としてのクオリティが低いのが原因だと思います。
けど、聞き手の下手くそさに、真顔でイラついている彼女の素顔(ちょっと怖かった)が映されているので、これはこれで良かったと思います。結果オーライ。
このドキュメンタリー、、最高でした。